第5回学校等訪問事業 富士見市立つるせ台小学校

 第5回東京学芸大学と辟雍会の共同事業「先輩と一緒に学校に行こう!」の2回目は、埼玉県の公立学校コース。9月26日(木)に富士見市立つるせ台小学校で実施されました。

 お彼岸が過ぎたとは言え、汗をかきながらの訪問になりました。

 

 富士見市立つるせ台小学校は、駅に近い住宅地と公園に隣接した学校で、2校の統合校として18年目を迎えました。開放的で明るいオープンスペースの教室で学年単位の学習や工夫された教育活動、太陽光発電、屋上緑化、校庭の芝生化等、エコスクールとして、地域と連携した教育活動を推進しています。市立中央図書館分館も併設され、日常から地域ボランティアが教育活動に参加しています。特別支援学級2学級を含め22学級全校児童615名の学校です。

 

 藤谷健二校長先生からの学校説明の後、1・2年生のオープンスペースの教室や広い校舎の造りを一巡り。業間休みの元気な子どもたちの姿を見ることもできました。

 3校時は 折しも、埼玉県体力課題解決研究指定校を受けていることもあり、JFAサッカー教室が実施されていました。広い緑の芝生の校庭で、4年生の子どもたちが元気に3人の日焼けした若手サッカー指導者と活動する様子を、参観しました。

 4校時はそれぞれに学年を回り、オープンスペースでの各学年の授業や特別教室・図書室での読み聞かせ等を参観しました。

 給食の時間は会議室にもどり、子どもの頃の給食を思い出しながら楽しく学生間での交流の時間も持てました。

 5校時は、先輩の3年3組担任坂本先生との懇談。A類数学科卒業で、新卒で大学の北側のサレジオ小学校に勤務。青年海外協力隊、ネパールや、ルクセンブルグ、補習校での海外勤務等多彩な経験を経て、つるせ台小学校2年目。4校時に授業の様子も参観させていただいていたので、オープンスペースでの授業・タブレットの使い方等具体的な質問にも答えていただきました。

 まとめの会では、校長先生から一人ひとりの感想を含めた質問の中で教員以外のカウンセラーをはじめ、支援員やサポーター、地域ボランティア等、具体的なお話をいただきました。「学校は待ってますよ」優しい笑顔の校長先生からの言葉に、充実感を持って訪問を終えました。

 

 参加した学生は5名(1年4名、2年1名)、引率者は大学から荒川悦雄教授、辟雍会からは臼木信子副会長でした。(臼木信子)

 

写真1 学校へ到着

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写真2 芝生の校庭でJFAサッカー教室参観

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写真3 オープンスペースでの授業参観

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写真4 会議室で

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